Web開発関連の書籍を見回してみると、そのほとんどがWindows用。あたかもWeb開発にはWindowsが適しているかのように思われますが、実はMacを使うと非常に手軽にWeb開発環境が整います。それもこれもMac OSXがUNIXを基本にしているお陰なのですが、Web基本技術がUNIXで開発されていることを考えると、あたりまえかもしれません。
MacをWebサーバーにするのは超簡単です。システム環境設定の「共有」を開き、「パーソナルWeb共有」にチェックを入れるだけです。ブラウザで自分のパソコンのURLを打ち込んでみましょう。Apacheの試験画面が表示されるハズです。自分のフォルダーの「サイト」フォルダが/~user/になります。ここに自作のHTMLファイル等を置いて、ホームページの動作試験を行うことができます。
SSIはHTMLに簡単なコマンドを埋め込むことで、サーバーにちょっとした処理をさせて、ブラウザ上に表示する仕組みです。サーバで処理というと、CGIやPHP・JSPなどが主流ですが、これらに比べて機能が限定されているものの、動作が大変軽く覚える文法も少ないので、効果的に使いたい機能の一つです。
Webサーバーの設定ファイルは、デフォルトでは に格納してあります。これをテキストエディタ開いて、実際にSSIに関する設定を行っている行を修正するだけで設定は完了です。
実際に次のようなファイルで試してみましょう。は、時刻を表示するSSIです。
CGIの実行環境を整えるためには、教科書的にはApache側の設定と、Perl実行環境のインストールの2種類が必要ですが、MacOSXでは標準でParl実行環境はインストールされていますので、Webサーバーの設定を行うだけで大丈夫です。
設定はSSIと同じように、設定ファイルを書き換えるだけです。Perlはファイルの操作など強力な機能を備えているので、Web用に実行できるフォルダなどが決まっています。また、ファイルへの絶対パスは普通公開されずエイリアス経由でアクセスする仕組みとなっています。CGI-Excutableフォルダは設定ファイルと同じディレクトリにあります。MacOSからは不可視になっているので、ファイルを指定して開くで開きます。ただ、このままでは作業が面倒なので、デスクトップやサイトフォルダにエイリアスを作成しておくと便利でしょう。
XOOPSは、Yahoo!のような多機能ポータルサイトを簡単に作成できるモジュールです。基本的にPHP+MySQLで動作しますので、これらを利用できるサーバで試してみたい機能です。
ソースをダウンロードしてきて、インストールしたいフォルダ(サイトの下)に起きます。それをブラウザからアクセスすると、下のような画面が出ますのであとはそのまま指示に従って操作します。
これでXOOPSのインストールは完了です。詳しい管理のしかたは、他の書籍を参考にしてください。公開する前に自分の手元で新しいモジュールを試してみたい場合など、手軽な試験環境があると便利です。