高嶺の花だったMacが庶民の手に渡るきっかけを作った「Performa」シリーズ。
| 二次キャッシュメモリ | なし |
| メモリ (メモリタイプ) |
8MB/最大36MB(SIMM) |
| 内蔵ハードディスク | 160MB(SCSI方式) |
| CD-ROMドライブ | トレイ式 |
| モニタ | 14インチ |
| 解像度 | 512KB : 640×480 1MB : 640×480 |
| 最大表示色数 | 512KB : 256色 1MB : 32,768色 |
| ステレオスピーカ | 内蔵 |
| マイクロフォン | 内蔵 |
| キーボード | AppleIIキーボード |
| 内蔵ファクスモデム | なし |
| ビデオ入力 | なし |
| TV/FMラジオチューナ | なし |
| リモコン | なし |
比較のため、Performa575の発売当初(1993年頃)のパソコン主流だった、PC98シリーズの普及モデルとスペックを比較してみることにしました。
発売当初に比べ、パソコンに要求される利用環境も大きく変化しています。その一つがLAN接続です。モデムと電話回線を使ったネットワーク接続は、比較的早くから整備されていましたし、Apple Talkと呼ばれるローカルネットワークも早い段階でOSに実装されていました。しかし、現在のネットワークの主流は、LAN経由のブロードバンドインターネット接続です。果たしてPerforma575はその要求に応えることができるのでしょうか?
とりあえずは、LAN接続するためのハードウェアを探します。イーサネット規格の10Mかできれば100Mほしいところです。ちなみにPerforma575の拡張ポートは 規格のボードが刺さるようになっています。規格のLANボードは 社の が発見されました。早速接続してみます。
ハード的な整備ができたので、次はネットワークの接続です。まずはApple Talkで他のMacに接続してみます。
続いてインターネット接続です。念のため我が家のネットワーク構成を図に示すと以下のようになります。
インターネットに接続するためには、ルータ兼DHCPサーバーから無事IPアドレスを持ってこれるかが鍵です。
の設定でDHCPサーバー参照にします。とりあえずIPアドレスを取得できました。
最後の難関はブラウザソフトを見つけることです。Macの歴史上、様々な発展段階でOSのバージョン以外の「ふるい」が掛けられてきました。近年で言えば「OSX」と「Classic」環境。そしてもう一つ前のふるいは「68k」と「PPC」です。Performa575は「68k」系に属しますので、大雑把に2世代は遡らなければなりません。我が家のメインマシンで捜索です。
解凍までやって、Apple Talk経由で持ってきます。ようやくインターネット環境が整いました。せっかくなので、メールとFTPを設定しましょう。
なんとかネット環境が整ったものの、HDD240MB、倍速CD-ROMというロースペックでは、現在においては何もできません。メモリも標準8MBとひ弱です。そこで一気にパワーアップしてしまいましょう。
メモリは昔懐かしいSIMMです。なかなか入手が困難になっていますが、こんなショップもあるので、探してみてはいかがでしょうか。MBのメモリを入手し、作業に掛かります。
続いてはHDDです。Performa575のHDDは、写真のようにトレーに載っています。つまり、このトレーに大きさの合うシンデレラいやHDDを見つけなくてはいけません。HDDはこのショップで入手しました。1GBですが、OS全体でMBですし、写真やゲームなどをやらなければ全く問題はありません。形が合えば、ネジで止めてトレーを戻せば完成です。
最後はCD-ROMです。CDドライブは正面側から空けます。要領はHDDと同じで、トレーのサイズを気にしなくてはいけません。こちらのショップで20倍速のCD-ROMを入手しました。トレーにドライブを載せ替え、元に戻します。動作確認して完了です。
最後に外付けドライブの利用のメモを残しておきます。この時期のMacは、SCSIインターフェイスを標準装備しています。よって、SCSI対応のドライブを差して再起動すれば、無事マウントされます。また、Mac同士をSCSIで接続すると、相手のHDDをマウントすることができます。システムの調子が悪くなって起動しなくなった場合、このような手段で復旧させることができます。
これまでに紹介した以外に私が使用しているソフトを紹介します。主にMIDI用ですが・・・。
LAN経由でネットワーク接続ができるとなると、どうしても試してみたいのがBSDによるサーバー構築です。私のPerforma575にも「悪魔」をインストールしてみました。これ以上は紙面が足りないので、こちらで紹介します。