会陰ヘルニアについて
まずヘルニアとは、体の中の各部位を分けている隔膜(例えば横隔膜)や体壁に
なんらかの原因でできた異常な穴を通って、臓器の一部や全体が通過したり
飛び出したりすることをいいます.
(原因)
この病気はその90%以上がオスに現れることから、
雄性ホルモンが原因と考えられています.
骨盤腔内の緊張がオスの方が緩みやすいことに起因しているようです.
(症状)
肛門の側に大きなふくらみができて(直腸が湾曲して皮膚の下に出てきている状態)、
排便時にいきみ、細い便しか出なかったり排便できずに苦しそうにしています.
(治療)
手術による整復が行われます.
通常は去勢手術と一緒に行い、再発防止に努めます.
老齢の場合は筋肉が痩せてしまい、
繰り返し手術をしなければならないこともあります.
(予防)
早い時期の去勢手術が有効です.