ツメダニについて
動物に寄生するツメダニはケモノツメダニ属に属し、
畳や藁などで自由生活をおくるツメダニとは種類が違います.
ツメダニ(ケモノツメダニ)は動物の皮膚の表面や角質層にトンネルを作って寄生します.
感染経路は主に動物同士の接触によりますが、ノミ、シラミ、ハエ等による伝播や、
感染動物に使用したクシや敷物などからも感染します.
(症状)
異常に多いフケで気がつくことが多いようです.
動物は常に痒みを訴え、特に尻尾の付け根〜内股にかけてフケが多く見られます.
感染動物を飼育している家庭では人が痒みを伴う湿疹や皮膚炎を起こすこともあり、
人畜共通疾患としても知られています.
(治療)
薬浴やノミ駆除剤の投与、殺ダニ剤の投与が有効ですが、
動物の幼老、衰弱の程度、妊娠、授乳中などの体のコンディションによって
対応を変えなければなりません.
(写真左)
フケが多くて気になるという飼い主さんが連れてきたM.ダックスフントの背中です.
(写真中央)
フケを採って顕微鏡で覗きました. ツメダニ発見!
(写真右)
頭部の拡大写真です. まさにエイリアン!